京急をくぐると、鹿嶋神社がある。
石段を上ると飾り気のない拝殿。その前に昭和63年(1988)の「新しょうわ」の狛犬。
近所の小学生が3人お賽銭をもってもじもじしているので、「2礼2拍手1礼」の礼拝の仕方を
教えると、「願」はどこでかけるのかと聞かれた。私はいつも具体的な「願」をかけないので
わからなかったが、「拍手と礼の間がいいだろう」と言っておいた。
丘陵地の住宅の中を通って、坂を下りると、笹下釜利谷道路に出る。
大岡川の支流の笹下川沿いの道である。
横浜刑務所を右に見て進むと、左の奥にタヌキ寺という東樹院がある。
瀬戸物の大きなタヌキが庭に置かれていたが、法事の人が多くいたので早々に引き上げる。
道路沿いの家の庭先に、しだれの梅が咲いている。 |